鉄道100年記念切手をコレクションしている方はその価値が気になりますよね。
また、家族がコレクションしていて、偶然この切手を発見した方もいるでしょう。
・鉄道100年記念切手は売れるのか。
・売れるとしたらいくらくらいなのか。
・高く売るためにはどうしたらいいのか。
今回はそんな疑問にお答えします。
鉄道100年記念切手を持っていて、その価値が気になる方は必見です。
もくじ
鉄道100年記念切手とは
○発行年1972年 3月15日・10月14日
○額面【20円】の1種類で図柄は3種類
・0系山陽新幹線(新大阪-岡山開通記念)3月15日発行(発行枚数3500万枚)
・C62型蒸気機関車 10月14日発行(発行枚数4000万枚)
・鉄道開業の図(3代目広重図)10月14日発行(発行枚数4000万枚)
日本で初めて鉄道が走ったのが1872年。
当時、日本に鉄道を売り込みに来ていたイギリス人技師の力を借りて、日本で初めて鉄道が敷設され、この年に品川-横浜間が開通しました。
その日本の鉄道開通100周年を記念し、1972年に作られたのがこの鉄道100年記念切手です。
この鉄道100年記念切手には絵柄が3種類あります。
まずは1972年3月15日に開通した山陽新幹線(新大阪―岡山)が描かれたデザイン。
奥から手前に向かって山陽新幹線が走ってくる疾走感あふれるデザインです。
次に1972年に建てられた、梅小路蒸気機関車館に動態保存されたC62型蒸気機関車がデザインされた切手。
こちらは同年10月14日に発行されました。
人気のあった蒸気機関車をイラスト風に描いたとても美しいデザインです。
最後が同じく10月14日に発行された鉄道開業の図です。
3代目歌川広重が描いた美しい絵が目を引きます。
日本文化を感じる1枚です。
このように1972年には鉄道100年記念切手が3種類発行されています。
ややこしいので混同しないようにお店では
・鉄道100年記念切手 山陽新幹線
・鉄道100年記念切手 C62型蒸気機関車
・鉄道100年記念切手 鉄道開業図
このように表記されていることが多いようです。
鉄道100年記念切手の平均的な販売価格と買取相場
気になる価値ですが、残念ながら鉄道100年記念切手には高値が付くほどの価値はありません。
販売価格で若干プレミアがつく程度です。
店頭での販売価格
バラ10円~30円
シート400円~1000円
買取相場
バラ10円~20円
シート300円~400円
高値にならない理由としては、1972年という切手の歴史の中では比較的新しい年代の切手であることに加えて、3500万枚~4000万枚という大量発行であることから、コレクションされている方は大体所持しています。
確かにデザインは素晴らしく、人気はある切手ですが「希少価値」という観点から見るとほとんど価値が無いのです。
3種類あるデザインすべて価値は同様です。
買取価格は額面通りに行けば高い方ではないでしょうか。
こういった3種類あるものは3種類セットなどになると若干値が上がる傾向にあるんですが、この3種類に関してはすべて発行枚数が多い切手なので3種類セットでも価値は上がりません。
ちなみに1972年発行の記念切手でプレミアがついている物はほとんどありません。
人気のあるものでも額面より少し高い程度の価値しかありません。
鉄道100年記念切手を高く買い取ってもらうコツ
1枚の価値としては残念な結果になってしまいましたが、それでも大量にあればまとまった金額になります。
そこで少しでも高く売る方法やコツをご紹介します。
・裏糊が残っているかどうか
・ヒンジの跡がないかどうか
・染み、ヤケ、擦れ、折れ、破れ、よれがないかどうか
・未使用かどうか
・複数の業者に査定を依頼する
これらは基本的な項目になります。
切手に限ったことではありませんが、コレクション性の高い物は状態で価値が上下します。
特に切手は裏糊がなくなってしまったり、汚れたり折れたりしやすい物なので保存状態には気を付けましょう。
また、こちらも基本ですが、買取価格は業者によってバラバラです。
買取を依頼する際はできれば複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。
この切手は3種セットで認識されていますので、3種類セットであればより売りやすいでしょう。
バラ1枚ずつはさすがに難しいですが、例えばシート3種セットなど。
極端に値段が上がるわけではありませんが、業者や量によってはプラス査定も期待できます。
使用済みやバラ切手に価値はほとんどありませんが、「初日カバー」の場合は比較的高値で買い取りしてもらえます。
初日カバーとは発行日当日に使用され、当日の消印が押された切手の事です。
中にはコレクションとしてわざわざ関連したはがきや封筒に貼って作られた初日カバーもあります。
切手に関しては未使用新品が基本ですが、この初日カバーに関しては使用済みでも値段が上がります。
とはいえ、この頃はコレクションとして初日カバーを作る人が多く、数も出回っているため、格段に高い価格が付くことはありません。
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最後に
鉄道100年記念切手は発行枚数が多く、市場に多く出回っているため、高値買取は難しいようです。
買取も額面通りに買い取ってもらえるかどうかです。
額面以下で売ってしまうくらいならそのまま郵便物を出すときに使ってしまうのも手です。
(古い切手でも普通に今でも使えます)
もし売却を検討されているなら、複数の業者に見積もりを取って一番高値で買い取ってくれる業者に売るようにしましょう。