税関100周年記念切手の買取相場はいくら?〇〇円が相場です

 

日本で税関が誕生して100周年目に作られた税関100周年記念切手。
お持ちの方、押し入れに眠っていませんか?

税関100周年記念切手は1972年発行の記念切手で、デザインに安藤広重(3代目広重)の絵が使われた大変華やかな切手です。

この税関100周年記念切手、現在ではどのくらいの価値があるのでしょうか。

今回は税関100周年記念切手の価値を知りたい方、買取を希望している方にのために税関100周年記念切手の相場と買取価格をご紹介します。

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税関100周年記念切手とは

〇発行年1972年11月28日
〇額面20円×20枚1シート(発行枚数3500万枚)

税関100周年記念切手はその名の通り、1872年に日本で初めて「税関」という機関が発足して100年目の1972年に作られた記念切手です。

1872年以前は税関という名称はなく「運上所」と呼ばれていました。
運上所は税関同様海上での運上業務や税金の徴収、外交事務手続きなどを行っており、その運上所が「税関」に名前を変えたのが1872年11月28日。

それから毎年11月28日は「税関記念日」として毎年広報イベントが行われるようになりました。

それからちょうど100年目にあたる1972年11月28日に発行されたのがこの税関100周年記念切手です。

発行枚数は3500万枚で、かなり多めの発行枚数です。

切手のデザインは安藤広重(3代目広重)の作品「横濱波止場ヨリ海岸通異人館真圖(図)」。
通称は「海岸通異人館」。

横浜の波止場に押し寄せる海外の船の荷役風景を見物人が物珍しそうに見ている風景を描いたものです。
中央には運上所(税関)の建物も描かれており、税関100周年記念切手にふさわしいデザインと言えるでしょう。

海の切手らしく青を基調とした非常に美しい切手です。

税関100周年記念切手の平均的な販売価格と買取相場

税関100周年記念切手ですが、年代が比較的新しく、発行枚数が多いため現在のところプレミアはついていません。

店頭での販売価格

バラ 20円~40円
シート 600円

買取相場

バラ 10円~20円
シート 300~400円

店頭での販売価格も額面通りか、若干上回る程度の価格であることが多いようです。

シート(20円×20枚)になると若干価値が上がり、額面以上の販売価格で取引している業者もありますので、買取価格で額面近くの査定価格がつく可能性もあります。

ただ、どちらにしても額面以上のプレミアは期待できないようです。
シートであれば額面(400円)近くで買い取ってもらえればいい方でしょう。

高く買い取ってもらうコツ

税関100周年記念切手をできるだけ高く買い取ってもらうコツですが、まずは以下の基本事項を確認してください。

・裏糊が残っているかどうか
・ヒンジの跡がないかどうか
・染み、ヤケ、擦れ、折れ、破れ、よれがないかどうか
・未使用かどうか
・複数の業者に査定を依頼する

発行から40年以上経っているので、保存の仕方によってはヤケや染みになっている物もあります。
そういったものは値段が付かないか、安い査定しか付きませんので、買取ではなく郵便物に貼って使ってしまうのも一つの方法です。
20円の額面以下の買取ならそのまま20円切手として使用してしまったほうがお得ですからね。

シート単位であれば見積もりをしてもらう価値はあるでしょう。
何枚かあればまとまったお金になりますので、是非複数の業者に査定を依頼してもらいましょう。

未使用の美品でも額面通りの買取が難しい税関100周年記念切手ですが、中には例外で比較的高い価値が付くものもあります。

まずは初日カバー。
切手は基本、未使用品であることが前提ですが、例外として1972年11月28日の消印、つまり発行日当日に使用されたものは「初日カバー」と呼ばれ価値が上がる傾向にあります。

この頃から初日カバー用の記念印を押すということは行われていましたので、記念品として作成した初日カバーと偶然使用された初日カバー(実逓カバー)がありますがどちらも額面以上の買取が期待できます。

また、もし「エラー切手」と呼ばれるものであれば驚くほど高額になる場合があるようです。
通常エラー切手は印刷所で廃棄されるための世の中に流通することはないのですが、ごくまれに何らかの理由で流通しているのを見かけます。

エラー切手の種類には以下のような種類があります。

・逆さ印刷 …印刷方向が逆に刷られてしまったもの
・目打ちミス…目打ち、つまり切り取り線がずれてしまっている物、目打ちが無い物
・色彩エラー…本来緑で印刷する予定の切手を黄色で印刷したなどのエラー
・逆印刷  …糊の付いた裏面に印刷してしまったエラー

エラー切手は通常の切手の査定とは全く違います。
通常では額面前後の価値しかない税関100周年記念切手ですが、もしエラー切手であれば価値は全く違ってきますので、すぐに査定依頼を出すことをお勧めします。

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最後に

税関100周年記念切手は1972年11月28日に税関発足100周年を記念して作られた切手で、発行枚数が多く、年数も40年程度と比較的新しいためプレミアは難しいようです。

通常のバラであれば額面通りの買取は厳しいでしょう。

ただしシート単位や初日カバー、エラー切手だった場合、バラとは別の査定になりますので、もしそういったものを保管していれば是非業者に見積もりを出すことをお勧めします。

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