「郵便創業100年記念切手を売りたいんだけどどのくらいの価値があるんだろう?」
何て疑問はありませんか?
郵便創業100年記念切手は1971年に、郵便事業が始まって100周年を記念して作られた記念切手です。
発行から比較的年数も経っているので、ひょっとしたらプレミアが付いているかもしれない、と期待されている方もいると思います。
今回はそんな郵便創業100年記念切手の解説と、販売価格、買取価格の相場をご紹介します。
この切手を売ろうかどうしようか迷っている方、是非参考にしてください。
もくじ
郵便創業100年記念切手とは
〇発行年1971年4月20日
〇額面15円×3種
・バラ
・15円×20枚 1シート
○発行枚数 各3800万枚ずつ
郵便創業100年記念切手は1871年に郵便事業が開始して、ちょうど100周年になる記念の年に発行されました。
郵便事業が始まったのが1871年の4月20日。
その記念すべき100周年ちょうどの、1971年4月20日に発行されたのが、この郵便創業100年記念切手です。
日本の郵便事業の歴史は日本の郵便事業の父、と呼ばれた前島密氏が1871年に東京-大阪間の郵便事業を始めたのが最初でした。
郵便事業が始まるまでは日本の荷物は飛脚が運んでいたのです。
前島密氏によって郵便事業が始まった年の翌年には早速日本全国に郵便網が敷かれ、日本全国どこへでも郵便物が届けられるようになりました。
この偉大な事業が始まって100周年たった1971年に発行されたのがこの郵便創業100年記念切手です。
切手のデザインは3種類。
額面は全て15円です。
発行枚数は各デザインごとに3800万枚、計1億1400万枚と非常に多い発行枚数となっています。
デザインは当時の郵政省が全国の小学生から郵便をテーマとした絵を募集し、その中から優秀な作品3点を選びデザインに採用しました。
・1つ目は女の子が赤いポストに手紙を入れている「ポスト」
・雪の中局員が郵便を配達する「郵便配達」
・鉄道郵便の風景を描いた「鉄道郵便」
の3つです。
郵便創業100年記念切手の平均的な販売価格と買取相場
店頭での販売価格
・バラ 30円
・シート 600円
買取相場
・バラ 10円
・シート 150円
郵便創業100年記念切手は、やはり発行枚数が非常に多いため、現在のところプレミアがついていません。
販売価格もほぼ額面通り。
そのため、買取価格は額面を大幅に下回るでしょう。
シート単位でもほぼ額面の半分近い買取価格となっています。
使う用事があれば売るより、そのまま郵便物に使用したほうがいいかもしれません。
市場に多くの在庫が出回っていますので、数年以内に価格が高騰する可能性もなさそうです。
高く買い取ってもらうコツ
それでも使う用事が無い、売りたい、という場合はできる限り高く売れる条件を揃えておきましょう。
全ての切手に共通する高く売るためのコツをまず見ていきましょう。
・裏糊が残っているかどうか
・ヒンジの跡がないかどうか
・染み、ヤケ、擦れ、折れ、破れ、よれがないかどうか
・未使用かどうか
・複数の業者に査定を依頼する
年代的には40年以上のものなので、保存状態によっては裏糊が残っていなかったり、シミやヤケがある場合がありますが、この場合は非常に買取価格が低くなります。
もちろん未使用が基本ですが、初日カバーであれば使用済みでも買取対象です。
初日カバーというのは発行日当日(1971年4月20日)の消印が押された使用済み切手の事です。
通常の郵便だけではなく、記念絵葉書などに貼って記念印を押した初日カバーも存在します。
ただ、どちらにしても買取価格に大きな影響はありません。
元々の価値が低いため、初日カバーでもそこまで高い買取になるわけではありません。
例外として大蔵省印刷局製造などの銘版付きだとバラ切手でも数百円買取になる場合があります。
銘板というのはシート切手の端などにある切手の余白の部分に、製造場所が記された物の事です。
この銘板に「大蔵省印刷局製造」と書いてあれば若干レアな切手です。
15円バラでも400円から600円ほどの価値が付きます。
その他にもエラー切手などは、収集家がいるために高値が付きやすいです。
エラー切手はエラー内容によりますが、プレミアのつかないような切手でも驚くほどの高値になることがあります。
・大量のシート
・大蔵省印刷局製造の銘板
・初日カバー
・エラー切手
といった切手をお持ちの方は是非、複数の業者に査定してもらいましょう。
ひょっとしたら思っていた以上の高値が付くかもしれません。
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最後に
郵便創業100年記念切手は、1971年4月20日に郵便事業開始から100周年を記念して発行された切手です。
残念ながら発行枚数が3種類で3800万枚ずつと非常に多いため、プレミアはついていません。
それでもまとまった数があるとか、珍しい銘板がついているなどの条件が揃えば、ある程度の金額になるかもしれません。
プレミアがついていない、というだけで決めつけず、まずは査定に出して査定額を確認してから売るかどうするか決めてもいいのではないでしょうか。
もし、査定に出すなら、複数の業者に鑑定を依頼して比較することをお勧めします。
その中から一番高い価格を付けてくれた業者に売却しましょう。