国際文通週間記念切手シリーズの買取相場はいくら?〇〇円が相場です

 

国際文通週間記念切手は、1958年より、毎年発行されている人気の切手です。
毎年発行されているため、大変集め甲斐のある切手で、現在でもこのシリーズを収集している人も多いと思います。

この国際文通週間記念切手、様々なシリーズが存在しますが、それぞれどのくらいの価値があるのでしょうか。

今回は国際文通週間記念切手について解説します。

国際文通週間記念切手を集めていて価値の知りたい方。
売ろうかどうしようか迷っている方。

是非参考にしてください。

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国際文通週間記念切手とは

発行年1958年~現在

国際文通週間記念切手は正式名称を「国際文通週間にちなむ郵便切手」と言い、さらに通称では「文通週間」と呼ばれています。
切手の中では大変有名なシリーズです。

発行のきっかけは1957年にカナダで行われた「第14回万国郵便連大会議」にて「世界の人々が文通によって交流することで、世界平和に貢献しよう」というキャンペーンが決議され、その趣旨に沿って世界中で国際郵便に対応した切手が発行されました。

もちろんこの趣旨に沿った切手は、日本でも発行されることになりました。
それがこの国際文通週間記念切手です。

普通の切手と大きな違いがあり、判別方法が分かっていればすぐに見分けがつきます。

その見分け方法は以下の通りです。

・発行年が西暦のみで表記されている(現行切手は元号と西暦が両方併記)
・「international Letter writing Week」の文字が入っている

先述したように「世界中の人と交流する」という趣旨で発行された切手のため、国際郵便に対応した形になっています。
そのため、世界共通の西暦と英語で「国際文通週間(international Letter writing Week)」と記載されているのです。

特にinternational Letter writing Weekと文字の入った切手は他にないため、ここを見ればすぐに判別できます。

本来、単発で終了するはずだったシリーズですが、初期に発行された歌川広重の「浮世絵シリーズ」が大変好評だったため、毎年発行され、なんと現在まで続いています。

切手のデザインは毎年変わりますが、デザインのテーマは一定期間同じテーマが続きます。
例えば1958年から1962年までは「浮世絵・東海道五十三次」をテーマとした切手が毎年発行されました。

以降、

・1963年から1969年は「葛飾北斎・富嶽三十六景」
・1970年から1972年は「明治文明開化期の錦絵」

というように、一定期間同じテーマからデザインを選定し発行されています。

そのため、人気のデザインはもちろん、シリーズごとの人気もあり、非常に奥深いシリーズとなっています。

今回、全種類の価値や相場を紹介するのは不可能なため、代表的な物や特に価値の高いものに絞って解説させていただきます。

国際文通週間記念切手の中で特に有名なものは以下の種類です。

・1958年発行 東海道五十三次「京師」
・1959年発行 東海道五十三次「桑名」
・1960年発行 東海道五十三次「蒲原」
・1961年発行 東海道五十三次「箱根」
・1962年発行 東海道五十三次「日本橋」
・1963年発行 富嶽三十六景「神奈川」
・1963年発行 富嶽三十六景シリーズ他6種
・1970年発行 明治文明開化期の錦絵シリーズ全3種

この中でも特に「蒲原」「桑名」の2つは比較的高い価値を有しています。

国際文通週間記念切手の平均的な販売価格と買取相場

買取相場

・1959年発行 東海道五十三次「桑名」50円~400円
・1960年発行 東海道五十三次「蒲原」100円~600円
・1961年発行 東海道五十三次「箱根」50円~300円

一番レアリティの高い蒲原で100円~600円前後の買取価格になります。
次いでレアリティの高い桑名で50円~400円程度。

一番価値の高いこの2つでこのくらいです。

他の切手は130円額面などの高額切手は100円前後、50円切手などは50円前後といずれも額面通りか額面より低くなります。

ただ、初期の東海道五十三次や富嶽三十六景、明治文明開化期の錦絵などは全体的に貴重なため、これからの値上がりも期待できます。

高く買い取ってもらうコツ

まず、切手はコレクションなので状態が命です。
新品未使用・美品であることが大前提です。

・裏糊が残っているかどうか
・ヒンジの跡がないかどうか
・染み、ヤケ、擦れ、折れ、破れ、よれがないかどうか
・未使用かどうか
・複数の業者に査定を依頼する

バラ切手よりもシート切手のほうが1枚当たりの価値が上がる傾向にあります。
シートで持っていたら是非そのまま売りましょう。

また、シリーズでまとめていった場合もプラス査定が期待できます。

このほかには珍しい消印が押されているとか、エラー切手、初日カバー(発行日当日の消印が押されている)などの様々な要素で買取価格は上昇します。

ただ、エラー切手以外は破格のプレミアというわけにはいかないようです。

色々な査定の仕方のある切手です。
特に古い切手は価値が分かれるため、業者によっても査定額が大幅に変わってきます。

もし、これらの切手を売るとしたら複数の業者に依頼してできるだけ高く買い取ってくれる業者にお願いしましょう。

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最後に

国際文通週間記念切手は1958年から2018年現在まで毎年発行されているシリーズ切手です。
残念ながら初期のものでも驚くようなプレミア価格にはなっていません。

しかし、そのコレクション性から、需要そのものは高く、今後も価値の下落はしにくいでしょう。

特に初期の東海道五十三次や富嶽三十六景は安定した人気があるため、もしかしたら数年の間に価格の上昇が見込めるかもしれません。

もし、売る場合は、信用できる業者を選ぶか、複数の業者から見積もりを取って一番高く買い取ってくれる業者を選ぶことをお勧めします。

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