国民体育大会記念切手の買取相場はいくら?〇回記念切手が高額です

国民体育大会、通称国体は戦後の日本を元気づけるという趣旨で1946年から開催されています。
その国体の開催に合わせて毎年発行されているのが国民体育大会記念切手です。
最近では2017年に最新の国民体育大会記念切手が発行されました。

そのため、一口に「国民体育大会記念切手」と言っても数十種類もあり、その価値も様々です。

中には額面以上になるものや、びっくりするほどの高値が付くプレミア切手も存在します。

今回はそんな国民体育大会記念切手について解説します。

・国民体育大会記念切手にはどんな種類があるのか
・どの記念切手が一番高く売れるのか
・より高く売るにはどうしたらいいか

そんな買取に関する疑問にお答えします。

売ろうかどうしようか迷っている方は是非参考にしてください。

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国民体育大会記念切手とは

・発行年 1947年~現在まで
・額面 様々

国民体育大会記念切手は国民体育大会の開催を記念して毎年発行している記念切手です。
最初に発行されたのは1947年の第2回国体から。

もし、「第1回国民体育大会記念切手」というものを見つけたら、完全な偽物なので注意しましょう。

1947年の第2回国体から毎年発行されており、2017年にももちろん発行されました。
これらすべてを総称して「国民体育大会記念切手」と呼んでいます。

そのため、正確に呼ぶ場合は「第○回 国民体育大会記念切手」とか「第○回国体切手」と呼ばれます。

国民体育大会記念切手は年代によって、「バラ」「横4連」「ペア」「田形切手」「シート」と様々な形で販売されています。

その中でも特に価値が高いのが2~5回国体までしか販売されていない「田形切手」です。

田形切手はその名の通り、「田」の字のように4枚セットになっている切手です。
この田形切手であれば2回~5回どの大会のものでも間違いなくプレミア確定です。

さらに田形切手の「第5回国体」であれば国民体育大会記念切手の中でも一番希少価値の高いプレミア切手です。
販売価格は15000円~30000円ほどで、買取価格も1000円を超えることも珍しくありません。

第5回にプレミアがついている理由については

・ 国体で初めてトーチが使用され、大会自体が非常に盛り上がった
・ 100万枚という比較的少なめの発行枚数
・ この年から20枚1シートになった

という3つの理由が重なったためと言われています。

大会自体に人気があり、切手の発行枚数が少ないだけでもプレミア化には十分ですが、前年まで80枚1セットだったシートがこの年から20枚で1シートに変更されたのも大きい要因です。

手軽に買いやすくなったことからコレクションに興味のない一般の人も買って郵便に使用する機会が増えたために未使用や美品の現存数が少なくなったのが大きな要因とされています。

もちろん5回大会だけではなく、初期の切手のほとんどにはプレミアがついています。

年代が古ければ古いほど価値のある、というわけでもなく、発行枚数や人気によってその価値はバラバラです。
例えばこの国民体育大会記念切手で一番価値が高いとされているのは先ほどの「第5回国体」です。
翌年の「第6回国体」ではプレミアがほぼ付かず、「第7回国体」「第8回国体」でまたプレミアがついています。
とはいえ、2回~9回までの切手ならそのほとんどに額面以上の価値があると考えていいでしょう。

切手に詳しくない方は【2~9回国体までのバラ以外の切手なら高価】と覚えておきましょう。
田形切手でもペアでもシートでも、ほとんどで額面以上の価値があります。
この覚え方でほぼ間違いありません。

それ以降のものは額面通りか額面を下回る買取価格になります。

国民体育大会記念切手の平均的な販売価格と買取相場

全て載せるのは難しいのでプレミアがついている第10回国体までの販売価格と買取価格をご紹介します。

なお、バラ切手の買取は9回大会までの物でも100~200円程度のものがほとんどです。
それ以降になると額面程度の買取か、わずか程度のプレミアしか付いていませんので割愛します。
ここで解説するのは「田形」「ペア」「横4連」になります。

シートに関しては年代で枚数もバラバラなので比較が難しいのですが、シートなら額面以上の高価買取が期待できるでしょう。

店頭での販売価格

・ 第2回国体(田形)5000円~7500円
・ 第3回国体(田形)3500円~6500円
・ 第4回国体(田形)1500円~3500円
・ 第5回国体(田形)16000円~30000円 (横4連)12000円~15000円
・ 第6回国体(ペア)600円~800円
・ 第7回国体(ペア)2000円~3000円
・ 第8回国体(ペア)1700円~2500円
・ 第9回国体(ペア)800円~1200円
・ 第10回国体(ペア)300円~600円

買取相場

・ 第2回国体2000円~
・ 第3回国体2000円~
・ 第4回国体1000円~
・ 第5回国体(田形)8000円~(横4連)2000円~
・ 第6回国体(ペア)300円~
・ 第7回国体(ペア)1300円~
・ 第8回国体(ペア)1000円~
・ 第9回国体(ペア)600円~
・ 第10回国体(ペア)200円~

プレミアが期待できるのは「9回国体」あたりまでで、以降は一気に買取価格が低くなる物がほとんどです。

やはり第5回国体は圧倒的なプレミアがついていますね。
状態の良い田形切手なら業者によっては10000円を超える買取価格も期待できます。

6回国体と10回国体は価値が低めです。
それでもシートであればペアに比べて若干プラス査定が付くようです。

高く買い取ってもらうコツ

できるだけ高く買い取ってもらうための基本的な項目は以下の5項目です

・裏糊が残っているかどうか
・ヒンジの跡がないかどうか
・染み、ヤケ、擦れ、折れ、破れ、よれがないかどうか
・未使用かどうか
・複数の業者に査定を依頼する

これはどの切手にも言えることですが状態は未使用美品が基本です。

特にプレミアのついているものは年代も古く、保存状態、保存場所によってはシミや日焼けになってる可能性があります。

複数の業者に依頼を取るのも重要なポイントです。
国民体育大会記念切手は貴重なものほど業者によって買取価格にかなりの開きが出てきます。

特に高価な2~5回国体の田形切手を売る時はできるだけ多くの業者に査定を依頼しましょう。
査定先によっては1000円も2000円も買取価格に差が出るときがあります。

第5回に関しては業者によって5000円以上の開きがありました。

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最後に

国民体育大会記念切手は1947年から毎年発行されている切手です。
価値が高いのは2回国体~9回国体までで、特に第5回国体の田形切手が一番希少価値の高い切手になります。

もし国体切手を売るなら以下のルールを覚えておいてください。

・貴重なものは2回国体から9回国体まで
・田形切手、ペア、シート、横4連が高価
・特に5回国体は非常に貴重なプレミア切手

高価なものほど査定額に大きなばらつきが出ますので、貴重な国体切手を見つけたら是非複数の業者に査定依頼を出してみてください。
業者によっては驚くような高額買取も期待できます。

切手を高く売るには自分自身も切手に対する相場を把握しておく必要があります。

国民体育大会記念切手は種類も多く覚えるのが大変ですが、今回の記事を参考に是非その価値を把握して価値のわかる業者に買い取ってもらいましょう。

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